[豊かな神の遣い]ステファニー/ギフトアイテム
[豊かな神の遣い] ステファニー |
もうっ、そんなに怖い姿でお姉ちゃんを驚かせるなんて、悪い弟くんですね。 しかし一体、何が団長さんを、そこまで熱心にさせるのでしょう。 さては団長さんも邪気のようなものに憑かれて……これが団長さんの欲望なのでしょうか? ……違う? では他に秘めている欲望があるんですね。これは気になります。 |
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団長さんから毎年のプレゼントは嬉しいのですが、最近ますます団員が増えてますよね? きっと夜通し、プレゼントを配るだけでも大変なことでしょう。 団長さんの身体が心配です……やはりここは、お姉ちゃん巫女の出番ですね。 コライユ流のおもてなし術を合わせた膝枕で、たっぷり癒してあげますよ。 |
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あけましておめでとうございます、団長さん。 今年もまた、団長さんとクロエと三人で仲良くいられるように、お願いをしましたよ。 そこでさっそく、私たちの仲を神様にご覧に入れましょう。ほらクロエ、そっちから挟んで。 ふふ、恥ずかしがらなくていいんですよ団長さん。もっと堂々としていましょう? |
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季節ごとの祭典のことを思うと、改めて身近なものの価値や意味が 深く理解できるような気がします。バレンタインも、私たちにとっては大事な文化ですよね。 大切な人にチョコと一緒に思いを伝える……お姉ちゃんは弟くんのことを思うと、 胸がドキドキしちゃいます。……確かめて、みますか……? |
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お返しをしたいというその気持ちだけでも、 お姉ちゃんは胸がいっぱいになっちゃいそうです、ふふっ。 この気持ちの高まりを、団長さんにも知って欲しいくらい……団長さんはどうでしょうか。 お手紙を読んだら、直接聞かせてくださいね。 |
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――、――ふぅ。……花の下での舞は、どうでしたか、団長さん? ありがとうございます。お気に召したようで、何よりです。 それでは、ご褒美といっては何ですが……だ、団長さんの頭を、なでさせてくださいね。 邪気のおかげでわかった望み、今日くらいは抑えずに……うふふ、弟くん、よーしよーし。 |
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あらあら、このままではお父さんたちに、今度は弟を紹介することになってしまいますね。 それともいっそ、私たちの子ということにしちゃいましょうか。 外堀を埋めるのが大事だって、お母さんも言ってましたからね。ふふっ。 お嫁さん、お姉ちゃん、お母さん……団長さんが望むなら、私は何にだってなれちゃいます。 |
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私はお姉ちゃんですから、今すぐ結婚してください、なんてわがままは言いません。 余裕がありますからね。……ただ、この指輪を身に着けてくれるだけでいいんです。 実家にあった縁起物なんですが……あら、偶然、団長さんの薬指にピッタリですよ。 ……なんて、伝説のエルフィム直伝のテクニックですが、ちょっと強引すぎたでしょうか? |
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クロエが団長さんの手を引いて、はしゃいで、たくさん泳いで…… ちょっと遊び疲れた団長さんを、私が日傘の下で休ませる……。 こうしていると、また夏が来たんだなって、しみじみ思いませんか? ふふ。同じことを繰り返しているようですが、私たちにとっては欠かせない時間なんです。 |
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あら、弟くん。口元にソースが付いていますよ。……これでよし、です。 ……もしかして、手布を使わずに舐め取ってあげた方がよかったですか? ふふ、照れなくてもいいんですよ。でもそんな顔を見てると、私も甘えたくなっちゃいます。 あらあら、私のほっぺにもソースが付いちゃいました。団長さん、取ってくれますか? |
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舞い落ちる紅葉を、今は美しいと穏やかに思いますが、昔はわくわくしたものです。 落ちてくる葉を、どれだけ弓で正確に狙えるか。クロエと競って遊んだんですよ。 今それをやってみたら、ですか? どちらが勝つとは断言できませんが…… もし勝った方に団長さんからご褒美があるなら、お姉ちゃんは本気を出しちゃいますよ? |
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この衣装を乱さないように、身体を安定させる歩き方を練習したんです。 これで以前のように雪で転んだりなんか、もうしません。どうです、頼もしいでしょう? ですから弟くん。これからも、頼りがいのあるお姉ちゃんにたっぷり甘えてくださいね。 お姉ちゃんのお姉ちゃん力は、まだまだ天井知らずなんですから。 |
- 最終更新:2020-08-12 16:46:33