[厄払いの初参り]ルクレツィア/ギフトアイテム
[厄払いの初参り] ルクレツィア |
そんな、カイゼルに術を掛け直してもらったばかりなのに、幽霊に襲われるなんて…… あ、でも今日はハロウィンだから、これは不幸なんかじゃないわよね。普通のことだわ。 あなたも、どうせ団長が仮装しているんでしょう? ……ねぇ、何か言ってちょうだい。 まさか、本当に幽霊…………って、やっぱり団長じゃない! |
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今年のプレゼントも、幸運のお守りね。サンタさんは本当に、いつも私を気遣ってくれる。 だけど、団長に出会えたこと自体が既に、私にはもったいないくらいの幸運だと思うわ。 いつかこの気持ちをまっすぐに伝えて……って、団長。いつからそこに!? 今の独り言、聞いてたわよね……幸運だか不幸だか、もう分からなくなってきたわ。 |
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団長、もう良いの……またおみくじを引いても、落ち込むだけだもの…… 今年は諦めて、またいつか……必ず大凶以外を引いてみせるわ! それより、早くお参りを済ませましょう。 団長と一緒に来られることを、すごく楽しみにしていたの。それだけでも、十分に幸運だわ。 |
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私からチョコをもらっても、迷惑かもしれないけど…… プレゼントでは不幸になったりしないはずだから、安心してちょうだい! ……お、おいしい? 嬉しい……こんないい事があるなんて。 ……帰り道がちょっと不安になってきたわ…………その、団長……よかったら……。 |
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これも厄払いのお参りのおかげなのかしら。 ってダメね、嬉しい事を素直に受け入れないから、悪い事が寄ってくるのに…… 今は、なにも考えずに受け取るわ。だって、嬉しいと思う気持ちに 偽りはないもの。本当にありがとう……嬉しいわ、団長。 |
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団長、聞いてくれる? さっき人気の屋台で、最後の一つを買えて幸運だと思ったんだけど、 近くで小さい子がそれを欲しがってたから、譲ってあげたの。 残念だとは思ったわ。でも、あの子、すごくかわいい笑顔でお礼を言ってくれたのよ。 ふふっ……あら、綺麗な花吹雪。これを団長と見られただけでも、今日はいい日ね。 |
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なるほど。不思議な魔具のせいで小さい子になってしまったと……それは災難だったわね。 ……でも待って、おかしいわ。こんなことを私が言うのもなんだけど…… そんなに運の悪いことだったら、まず私が小さくなるものじゃないかしら? 団長にとってこれが幸なのか不幸なのか、一緒にいて確かめる必要があるわね。 |
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大事な人を不幸に巻き込むのは嫌だから、今まで気持ちを明かさないようにしてたの。 でも最近、私が不幸になる代わりに、誰かを守れてるって思えるようになったわ。 もしそれが本当で、自信を持っていいのだとしたら……思いきって言うわね。 団長の不幸は私が背負うわ。だからお願い……私を一生、幸せにして? |
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きゃあぁっ! ま、また水着が、波にさらわれて……でも前にラグズが言っていたわね。 海で転んで服が濡れたけど、団長の目を惹くことが出来て結果的に幸運だったとか。 つまりこれは、ある意味でチャンス……と言うべきなのかしら。 ね、ねぇ……団長……その…………うぅ……ごめんなさい、やっぱり見ないでぇっ! |
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ねぇ、団長……私、このクジ引きをやってみたいわ。 箱の中から紙を引いて、そこに書かれている番号の景品が貰える…… 紙には必ず何らかの番号が記されているから、ハズレ無しだそうよ。 これなら私でも、当たりの気分が味わえ……は、白紙? こんなことってあるの!? |
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いくら頂き物だからって、私みたいな人間がキノコなんか食べるんじゃなかったわ。 胸が切なくて……きっと毒が……団長、せめて最期は、手を握っていてくれる? ……キノコ狩りで採ったと聞いたけど……寂しがり屋になるキノコ? 命に別状はないの? よ、よかったわ……こんなに団長と触れ合えるなんて……大当たり、だったのかも……。 |
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団長、聞いて! こんなに雪が積もっているのに、一度も転ばずに帰ってこられたの。 これは私にとって快挙だわ。ようやく不運が改善されてきたのかもしれないわね。 さてと……あれ? 荷物……雪に気を取られすぎて、出先に忘れてきてしまったみたい。 うぅ……こういうのは、不運とは言わないわよね? しっかりしないと……はぁ。 |
- 最終更新:2019-12-15 02:07:22